目指すコーヒー
私が目指しているコーヒー
おいしいコーヒーは苦くありません。
コーヒーは苦いのを我慢して飲むものではないと思います。
私が目差しているのは雑味のない心地よい苦みのコーヒーです。
おいしいコーヒーは体にやさしいのです。
雑味のないコーヒーなら胃に負担を掛けたりしません。
心も体も寛げるのがコーヒーの本当のおいしさだと思います。
コーヒーの2種類の「苦み」
ひとくちに「苦み」といっても、大きく分けて2つの種類があります。
本来の苦み=心地よい苦み
「コーヒー本来の苦み」は、多くの大人にとって「心地よい」と感じる、魅力ある味です。
本来の苦みではない味=不快な苦み
残念ながら、世の中のたいがいのコーヒーが「不快な苦み」を含んでいます。そのため、ほとんどの方が「コーヒーは苦いのを我慢して飲むもの」と、思い込まされています。
でも、皆さんが「苦み」だと思っている味は「本来の苦み」ではありません。
それらは「えぐみ」や「渋み」などの「雑味」に過ぎないのです。
先入観によって、「苦み」として感じてしまったり、区別せずにそう呼んでしまうのです。
※「えぐみ」は舌の奥のほうで、いがいがした嫌な味として感じます。
※「渋み」は舌はもちろん上あごや唇などですら、ざらざらした刺激として感じます。
※「雑味」は不完全な焙煎のとき、豆に残ってしまう無用な成分です。
※「雑味」の残るコーヒーを飲むと、胃をはじめとして体に負担が掛かります。
そんなコーヒーを無理して飲んでも、心も体も寛げるはずがありません。
ストリームヴァレーのコーヒー
心地よい苦みだからスムーズに飲めて体にやさしい
ストリームヴァレーでは「えぐみ」や「渋み」を残さない焙煎を徹底しています。
当店のコーヒーを飲まれたほとんどの方が初め「飲みやすい」と、おっしゃいます。場合によっては「物足りないな」と、思われるかもしれません。いつものコーヒーと違って雑味の不快な刺激がないので、そう感じるのです。
何回か飲まれるうちに「飲み易いからおいしいのだ」と感じて下されば幸いです。
人によって好きな苦さはかなり違いますが、「好みの苦みはあっても、それが心地よくスムーズに飲めることがコーヒーの必要条件」だと、私は思います。
そんな苦みなら好きな人にとっては、ある意味で「苦くない」のです。
また「ノイズのない透き通った味だからこそコーヒーの個性が活きている」ということにも、気付いて下さるとうれしいです。
さらに飲み続けて下さるとあなたの「体の感受性」が変化してくるかもしれません。
「雑味のないコーヒーの心地よさ」に慣れてしまうと、いつのまにか「すっと体に入るコーヒーでないと飲む気になれないな」と、頭でなく体が!感じ始めてしまうのです。